おすすめ観光スポット
花いっぱいのアンデルセン庭園。聖Knuds教会の尖塔も見えますオーデンセ川のほとりは市民の憩いの場ですショッピングストリート

オーデンセはデンマークのちょうど真ん中に位置する、デンマークでも最も歴史ある街です。
その始まりは千年以上前にさかのぼるといわれています。

「人魚姫」、「マッチ売りの少女」など、世界中の人々に愛される童話を書いたアンデルセンの故郷としても有名で、
色とりどりのかわいらしい家々が並ぶ通りや、芝生の広がるオーデンセ川のほとりをそぞろ歩くと、
アンデルセン童話の中に迷い込んだかのように感じられます。

街の中心部にある歩行者天国のショッピングストリートには、週末ともなれば町中の人が集まり、
思い思いに買い物を楽しんだり、カフェでくつろいだりしています。
ストリートパフォーマーの演技に立ち止まったり、カフェで一休みしてみたりしながらのんびりと買い物を楽しみましょう。
日々の喧騒から離れ、ゆったりとした時の流れを楽しんでみてください。

アンデルセン童話にちなんだ銅像がいろいろな場所にあります。見つけたらどのお話しか、あててみてくださいね。

オーデンセでは、歴史ある教会、アンデルセン博物館、カジノやレストランなどなど、
歩いていける範囲でいろいろと楽しむことができます。
自転車を借りて、またはバスに乗って、ちょっと郊外まで足をのばせば、
どこまでも広がる麦畑や、馬や牛がのんびり草をはむ姿を見ることもできます。

北欧のおとぎばなしの街、古い町並みと自然が調和した街、オーデンセをあなたも訪れてみませんか。

* * *

ここではおでんおすすめ観光スポット、そして街のカフェもご紹介します。
カッコの中に、各場所の地図中での番号を入れていますので、 おでん特製オーデンセ市街地図とあわせてご覧下さいませ。

Link to Odense City Map


のんびり散策・お昼寝コース
アンデルセン像とSkt. Kunds Kirke 新緑のMunke Mose 日光浴を楽しむ人々 ボート乗り場

なんせこのサイトの家主おでんは、のんびりだらだらするのが人生最高の楽しみという人なので、オーデンセのお薦めスポットも、まずはのんびり出来るコースの紹介なのです!春夏の天気がいい日には絶対おすすめです。

地図の中のきみどり色の道は、オーデンセ川沿いの、お散歩最適ルート。この道に沿って行ってみましょう!

まずSkt.Knuds教会(22番)を見学しましょう。中に入って一番前の祭壇の下に行く階段を下りると、なんと昔の王様の遺骨を見ることが出来ます。なんでも昔々、近くにあるSct.Albani教会で王様が殺されて、その遺骨がここに安置されているそうざんす。なんだか物騒な話になりましたが、きれいな教会ですのでぜひ中に入って見てみてください。

さて、Skt.Knuds教会を出て、こんどはその教会裏手にあるアンデルセン像(23番)の方に回りましょう。やっぱりここで、記念写真の一枚くらい撮ってもよいかも。アンデルセン像のバックに教会が入るようなアングルがお薦めでございます。

像のすぐそばにはオーデンセ川がながれています。小さな橋が見えるでしょう。この橋を渡ると、夏には花がいっぱい咲いてとても美しいのアンデルセン庭園(H.C.Andersen Haven, 25番)です。天気のいい日にはこのあたりでベンチや芝生の上に座って日向ぼっこしている人もたくさんいると思います。

花を楽しんだら、しばらくオーデンセ川に沿って歩いていきましょう。ガチョウ達が気持ちよさげに泳いでいるのが見えるでしょう。パンを持っていってエサをあげてもいいかもしれませんね。

しばらく歩くとMunke Mose(29番)に到着です。ここは芝生の広場みたいなところで、周りには木々が生い茂り、新緑の季節には特にきれい。池も2つほどあって、白鳥が泳いでいます。
このMunke Moseのあたり、春夏の天気がいい日には、ほんとにたくさんの人達が日向ぼっこしていますよ。ビールを片手に、水着姿で、家族連れで・・・思い思いのスタイルで、オーデンセっ子達が短い夏の貴重な日光を思い切り浴びています。そこに混じって、あなたも日向ぼっこを楽しんでみてはいかがでしょうか。芝生の上にそのまま寝そべってもいいし、バスタオルなんか敷いてもよいかもしれませんね。ビール瓶を片手に持てば、あなたの日向ぼっこスタイルも完璧です!?日焼け止めクリームを忘れずに!

ただの日向ぼっこじゃつまらないという方は、船乗り場(30番)でボートを借りることもできます。普通の手漕ぎボートや白鳥型の足漕ぎボートなどがありますよ。アイスやフランクフルトも売ってます。トイレもあり。オーデンセ川をほとりに立つ家々をながめながらボートを漕ぐのもとっても楽しいです。ボートについては下記の「遊覧船」の項も参照ください。

あ、このコース、ボート以外はまったくお金のかからない超経済的なコースでもあるのねん・・。



*** さてここからは、お薦めスポットをひとつひとつ紹介していきます ***

オーデンセ川遊覧船

2017年は5月1日から831日まで毎日と、9月の土日(30日は除く)には、オーデンセ川の遊覧を楽しめます(注:川の清掃のため5月24日運行休止です)。

船乗り場は3箇所。たぶん皆さんが最初に乗り込むのはMunke Moseの乗り場(30番)でしょう。ここから約25分でオーデンセ動物園、さらに10分でFruens Bøge Skovという森(Den Fynske Landsbyやレストランがある)へ着きます。

朝の10時ちょうどから始まり、17時まで(6月26から8月12日までは18時まで)、一時間に一本出ています。料金は大人90クローネです(2017年)。乗る前に切符をMunke Moseの切符売り場で買ってください。アイスクリームなどを売っているところです。帰りも遊覧船を利用したいときには帰りの分の切符もここで買っておかないと、帰りの船乗り場(MukeMose以外の乗り場)には切符売り場はないみたいです(もしかしたら直接遊覧船に乗るときに買えるのかもしれませんが不明)。

夏季の土曜日にはジャズクルーズなるものもあります。2017年6月24日から8月12日まで、毎土曜日にはジャズ便がMunke Moseから1日3便出ていますMunke Mose 11, 12, 13時発)。チケットは120クローネです。人気なのでチケットは前もって購入したほうがよいようです。

このMunke Moseの乗り場では、上の、のんびり散策コースの中で紹介した手漕ぎのボートも借りられます。1時間100クローネです。

Odense Aafartのホームページ(英語あり)へ

Den Fynske Landsby

風車と家畜 18,19世紀の建物 フュン島各地から集めた18、19世紀の農村の建物を集めた屋外型博物館といったところです。貧しい農家やリッチな地主の家、牧師さんの家、風車や水車など、1850年くらいの農村の様子を再現しています。それぞれの家の中にも、当時の家具や道具が展示してあります。畑には実際に当時の作物が耕作されており、家畜も当時の農村で飼われていたものと同じ種の牛や羊が飼われています。当時の服を着て働いている人達もいて、手作りのパンやスープをもらえるかもしれません。馬車に乗って場内を一周するツアーもあります。のんびりした雰囲気の所で、家族連れで小さい子供もたくさんいます。お弁当持っていくのもよいかも。

1月から10月23日まで開いていますが、時期によって開館時間、休館日、入場料が違います。夏季は入場料が高めですが、その分、イベントもたくさん行われているはずです。ちなみにDen Fynske Landsbyは、英語ではThe Funen Villageです。住所:Sejerskovvej 20, 5260 Odense S

Den Fynske Landsbyは少し郊外にありますのでこのホームページの地図上には載っていません。オーデンセのツーリストインフォ(地図21番)か駅で手に入る地図には載っています。前に紹介した遊覧船で行くか、市バスなら、オーデンセ駅の乗り場から42番Skt.Klemens行きに乗ります(バスの乗り方は旅のいろいろアドバイスに載せてます)。降りる所は運転手さんに聞くのが確実。自転車を借りて乗っていくのもいいですね。地図があればそれほど難しくないはず!川ぞいの細い道を上流にたどるか、または、車も通れる道を使うなら、主だったところには標識も出ています。

2017年度の開館時間および入場料
 1月 1日- 3月31日:休館
 4月 1日- 72日:火−日の10時-17時(月曜休館)、入場料大人60dkk、0から17歳は無料。
 73日- 8月13日:毎日10時-18時、大人85dkk、0から17歳は無料。
 814日- 8月31日:毎日10時-17時、大人85dkk、0から17歳は無料。
 9月 1日-10月22日:火−日の10時-17時(月曜休館)、入場料大人60dkk、0から17歳は無料。
10月23日-12月31日:休館

Den Fynske Landsby (The Funen Village)のホームページ(英語)



Cafe

サンドイッチ 歩き回って疲れたら、カフェで一休みなんていかがでしょうか。少しお腹がすいてたら、サンドイッチなんか食べてみてはいかが?けっこうボリュームがあっておいしいですよ。
街の中心部、歩行者天国の通りにはたくさんのカフェがあります。夏になると、それぞれのカフェの表にイスとテーブルが並び、地元っ子は喜んで青空の下に座ってお茶します。夏でも夜ともなるとかなり肌寒い日が多いのですが、カフェの表に並ぶイスとテーブルのそばにはちゃーんとストーブまで用意してあり、なにがなんでも夏は外の空気を吸いたいというデンマーク人達は、そのストーブに当たりながらビールを飲んだりしているのです。そんなに寒いなら中に入ればいいのにと私は今だにつっこみたくなりますが・・。

どのカフェも昼間はゆったりくつろいだ雰囲気ですが、夜はライブ演奏があったりで、人で込み合い、隣の人と話すのに大声を出さなければいけないようなカフェもあります。そういうにぎやかな雰囲気を味わいたい方や、逆に落ち着いた雰囲気の中でくつろぎたい方のために、いくつかのカフェをご紹介します。


CAFE KR?Z、地図16番
にぎやか系のカフェかな。週数回は夜22か23時からライブやイベントが入っているようです。冬にはこのカフェの前の小さな広場にスケート場が出来るんですよ。

カフェ・クラッツのホームページへ

Cafe biografen、地図13番
ちょっとにぎやか系?。Biografenとはデンマーク語で映画館の意味で、その名の通り、店の奥に小さな映画館になっています。表には広いスペースがあって、イスとテーブルが並んでいます。その隣には野外ステージがあり、ライブがあったり、オープン・エア・フィルムの上映があったりします。

Cafe biografenのホームページへ

その他、くつろぎ系のカフェ・レストランが、Vintappestrædeという雰囲気のいい小さな通りにいくつかあります。いいカフェはたくさんありますので探してみて下さいね。






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