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2003年12月23日

先週末、森へ行ってクリスマスツリーを買ってきた。 デンマークではクリスマスツリー用のモミの木の栽培がさかんで、輸出もしているらしい。この時期そのモミの木畑へ行くと、根元から切られ値札を付けられたモミの木がたくさん横たえられている。そのなかを歩き回り、横たわっている木をよっこらしょと起こしてみては、この木は枝の張りのバランスが悪いな、この木の葉色はいいね・・・などと品定め。いろいろ見て回った末、やっと目にかなった木が見つかり、出口でお金を支払って持って帰った。 家に帰ると、幹を入れて支える台にツリーをセットして、それを半分だけ刺繍の出来上がった(あとの半分は来年やるのだ!)マットの上に載せ、用意しておいた飾りをツリーに吊るした。ツリーの上のキャンドルに火をともせば、まあ、なんてhyggeligt(心地よい)!・・・というわけで、私はすっかり、我が家の初めてのクリスマスツリーに酔っている!?





ツリーに飾った妖精(赤)とエンジェル(ベージュ。写真だと羽が見えませんね)の人形、ハートのオーナメントも手作りしました。
ハートのオーナメントは、紙で作ります。とっても簡単なのに可愛い。
夫の実家のツリーには、夫が子供の頃作ったハートが下がってたりして、家族の歴史も垣間見えて心和みます。



余ったモミの枝でキャンドルたても作りました。

それでは皆様も素敵なクリスマスを!
God Jul !!!

2003年11月14日

暗くなるのが早くなってちょっと憂鬱なデンマークだが、お店に並ぶクリスマス関連の商品が気分を引き立ててくれる。我が家でも今年はクリスマスツリーを飾ることにした(今まで飾ってなかったの・・)。まずはその前に・・というわけで、現在、クリスマスツリーの下に敷くマットを作成中。手芸店で布や糸とクロスステッチのパターン図の入ったマット用のキットを買ってきて、いまチクチク縫っている。ツリーを買う前に出来上がるかな?

さてさて・・・
掲示板で話題になった、クリスマスに発売されるJulemaerke(ユーレメアケ)。毎年ちがった図柄のものが発売される。切手に似てはいるけど、切手ではない。これだけでは手紙は送れないけど、クリスマスカードを送る封筒に張るなどして使う。

Julemaerkeの収益は恵まれない子どもたちのために使われており、今年が発売100周年だそう。記念すべき100年目のJulemaerkeは、デンマーク女王のデザイン。私も買わなきゃ!

Julemaerkeのサイト見つけちゃいました。女王デザインの図柄、かわいいでしょ。
ここでは過去のJulemaerkeも買えるみたいです。デンマーク語のみですが、写真もあるので見てみて!
http://www.julemaerket.dk/
2003年10月17日

エッセイコーナーに、フレデリック皇太子とマリーさんの婚約の話題をアップした。この婚約を機に、王室に関する法律についての紹介が雑誌や新聞などでなされていた。そのなかでも、そうだったのねーと驚いたのが、王位継承権について。

以前は男子しか王位につけなかったのが、現在の女王マルグレーテ二世が王位につく際に法律が改正され、女性であるマルグレーテが王位についたというのは知っていたが、その改正について私はどうやら誤解していたようだ。改正により、男女に限らず、王(あるいは女王)の第一子が、王位継承権第一位を得ることが出来るようになったのだとばかり思っていたが、そうではなかった。本当は、新しい法律でも、男子が優先して王位継承権を得るのだそうだ。つまり、もし男子が生まれなかったときのみ、女子の長子(つまり長女ですね)が次の王位継承者となるのだ。

現在の女王マルグレーテ2世の場合、その先代の王には女の子3人しか生まれなかったため、長女のマルグレーテが王位を継承した。マルグレーテは2人の男の子をもうけたので、第一子のフレデリックが次の王となる。そしてもし、フレデリックの第一子が女の子、第二子が男の子だった場合、第二子の男の子の方が王位継承権が上になるのだ。

なんだかややこしいけど分かっていただけただろうか。

女王マルグレーテ二世の夫、ヘンリック王子はフランスからデンマーク王室に入ったが、その際、元の名前Henriをデンマーク風のHenrikに変えた。だが、マリー(Mary)さんの場合は、皇太子との結婚後も、例えばデンマーク風にMarieと改名するというようなことはせず、今まで通りの名前Maryをデンマーク風の発音ではなく英語の発音で呼ぶことになるそうだ。ふ〜ん。

普段はあまり形式にこだわることのないデンマークでも、やはり王室ともなると法律、しきたりなどいろいろあるわけで、いろいろ知ると面白いですね。

デンマーク王室の公式ホームページ(英語あり)
http://kongehuset.dk/

フレデリック皇太子の公式ホームページ。マリーさんとの写真もあります。フレデリックはもちろんマリーについても履歴書並みに詳しい経歴まで載ってます!(英語あり)
http://hkhkronprinsen.dk/
2003年6月18日

先週末、14・15日にフランスで24時間耐久レース・ルマンが開催された。
私は普段はまったくモータースポーツに興味ないのだけど、たまたまテレビを見るともなくつけていたら、ルマンの中継で解説者が"japaner"などと言っているのが頻繁に耳に入ってくる。あれれ?と思ったら、日本人ドライバーとデンマーク人ドライバーが同じチームで出場しているらしい。それで興味がわいて、にわかルマン・ファンとなり、テレビ中継を見た。それだけではよく分からないのでインターネットを駆使?して調べたところ、日本のチームAudi Sport Japanにて日本人ドライバー荒聖治さん、デンマーク人ドライバーJan Magnussenさんとドイツ人ドライバーが出場しており、さらに、デンマークのチームRN Motorsport LTDにて日本人でかつ大会史上最年少ドライバーの下田集成さんとデンマーク人ドライバー2人が出場しているということらしい。

というわけで、ほかにもマッチ率いる近藤レーシングなど、日本チームはいくつかあったが、デンマークのテレビでは、やはりデンマーク人ドライバーと同じチームで走っている日本人ドライバーが写ることが多かった。普段はデンマークのテレビで日本人スポーツ選手の勇姿を見られることは少ないので、なんだか嬉しくなって、モータースポーツ音痴ながらもちらちらとテレビ中継を見た。

夜の中継になると、レースを見に来ていたヨーキム王子(女王の次男)もブースに入って、解説者としばらく話をした。デンマークの王室メンバーはこうやってちょくちょく結構気軽にテレビ出演している。さすがに女王となるとそこまで気軽なインタビューはないみたいだが、シドニーオリンピックの時も、フレデリック皇太子がインタビューに答えていた。

ヨーキム王子はモータースポーツ好きらしく、解説者とレマンについていろいろ話していた。ところが会話の最後になると解説者が急に、「今度結婚式に出るのはいつになりそうですか?」と質問。つまりは遠まわしにフレデリック皇太子の結婚式はいつになるのかと聞いたのだ。ヨーキム王子は笑ってごまかしていた(笑)。週刊誌ではずいぶん前から騒がれてきたフレデリック皇太子と恋人の「結婚問題」だが、最近いよいよホントに結婚が公式発表されるのも近くなっているような気がする。フレデリック皇太子がインタビューで、未来の妻とはこういう家庭をうんぬんなどと答えているのを雑誌で目にしたりする(うろ覚えだけど!)し、この間は女王と皇太子が国会議事堂を訪れたときに、テレビが議事堂前から中継映像を流して、もしかしたら今日、結婚が公式発表されるかも!とやっていた。結局そのときは単なる普通の公務を行っただけだったみたいだけど。

ルマンのほうはといえば、デンマーク・日本混合チーム?は両方とも無事完走し、Audi Sport Japanは4位という好成績を残した。最年少ドライバー下田集成さんは、デンマークのテレビのインタビューに、完走できて嬉しいと英語で答えていた。さらに、デンマーク人ドライバーTom Kristensenさんが出場したTeam Bentleyは見事優勝。Tom Kristensenさんにとってはこれで通算4度か5度目(はっきりしなくてすんません)のルマン優勝となったようだ。めでたし、めでたし。


*なんせモータースポーツ音痴ゆえ、なにか間違ってたらすみません。ご指摘いただけるとありがたいです!
2003年3月31日

この週末からデンマークはサマータイムになった。正確には日曜日の早朝2時か3時あたりで切り替わるらしい。標準タイム(と呼んでいいのだろうか?)からサマータイムに切り替わるときは、時計を1時間進めなくてはいけない。つまり、一日が1時間減ることになるわけで、切り替わりは土曜日の夜と日曜日の朝の間に設けてある。逆に秋になってサマータイムから標準タイムに戻るときは、時計を1時間前に戻す。一日が1時間長くなるこのときは、日曜の夜と月曜の朝の間(正確にはたぶん月曜日の早朝2時か3時ごろ)に時間が切り替えられる。月曜の朝に1時間余計に寝られるものだから、なにやらやたら得した気分がする。

今回のサマータイムへの切り替えで、日が沈むのが随分と遅い時間になった。今は夜8時くらいまで外が明るい。夏至の頃になると夜11時か12時くらいまで日が沈まない。もともとこのサマータイムは、夏の太陽を有効に楽しめるように出来た制度らしい。デンマークでは仕事時間は朝8時から夕方4時くらいまでというのが一般的。そして、夕飯はだいたい6時くらいに食べる。日本に比べると早い時間だ。だから、夕飯を食べ終わった後で外へ出かけてもまだ太陽を楽しむことが出来る。なにしろデンマーク人は、太陽を楽しむことにかけては気合が入っている。最近は幸い晴天の日が多いが、日中の最高気温はまだ10度前後くらい。外でじっとしているとまだ寒い。それにもかかわらず、芝生の広がるところに行けば、必ず何人かのデンマーク人が座り込んで日向ぼっこをしながら語り合っているのを目にすることが出来る。そんなデンマーク人にとって、サマータイムはぴったりの制度だろう。

私の通う学校のクラスには留学生がたくさんいる。去年の話だが、サマータイムに変わった週末の後の月曜日、クラスメートの中国人の女の子が、1時間遅刻してきた。遅れて教室に入ってきた彼女の顔は、なにやらきょとんとしている。私はピンと来た。彼女はサマータイムに切り替わったのを知らなかったのだ。確かにサマータイム制になじみの無い国から来た彼女にとっては思いもよらぬ出来事だっただろう。私ももし一人暮らしだったなら、きっと同じ事をやっていたに違いない。

日本にもサマータイムを導入しようという話がたまに出るようだが、私はそれには反対である。だって日本の夏は北欧と違ってムシムシ暑いのだ!日本では、日が沈んでやっとなんとか外に遊びに出る気がする程度の気温になってくれるくらいなのだから、サマータイムを導入して日の入りが遅くなれば、ジリジリ暑くて不快な時間が余計に長くなるだけだ。ちっともありがたくない。それに、夏の楽しみのひとつの花火は外が暗くならないことにはお話しにならない。デンマークの夏はすっきり爽やか日も長く、楽しみがいっぱいだが、ひとつだけ淋しいのは花火ができないこと。暗くならないのだからしょうがない。日本の夏はジメジメ暑いけど(デンマーク人はうらやむが・・)、だからこそ夜の楽しみ花火があるもんね。

2003年3月12日

新年からつい最近まで、都合でオーデンセからコペンハーゲンまで毎日列車で通っていた。毎朝7時半にコペン行きの列車に乗った。通い始めの新春の頃、列車に乗っても風景が全然見えないくらい外は真っ暗だった。やっとコペンハーゲンに近くになる頃に明るくなってくる。デンマークの車窓から見える風景は、おなじみのなだらかな起伏の平野と、この季節には裸の木々。弱弱しい朝日の中で、一面に霜が降ったその風景は、まるでモノクロ写真のように見え、なんとなく物悲しさを覚えた。そうこうするうちに2ヶ月が過ぎ、終わりの方には、家を出るときにもうすでに弱弱しい朝日が差すようになっていた。

そして、気が付くと少し暖かくなってきたようだ。久しぶりに自転車を飛ばすと、汗ばんでハイネックのセーターがうっとうしくなってしまった。今日、通りにある電光掲示板の温度計は10度となっていた。い、いつのまに・・・。そういえば日もずいぶんと長くなってきた。夕方18時すぎでもまだ明るい。春はすぐそこまで来ているらしい。なんだか風も強いんだけど、デンマークでも「春一番」ってのが吹くものなのかなぁ。


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