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デンマーク王室・フィリックス王子の洗礼式


2002.10.5

王室について、エッセイコーナーの「デンマーク王室」で紹介しているが、これを書いてから一年半以上経ち、王室にもいろいろ新しいことが起きた。その一つが、ヨーキム王子とアレキサンドラ(Alexandra)王女の次男の誕生。その新しい王子が、生後74日目なる2002年10月4日、洗礼を受けた。

当日テレビでは、式の始まる何時間も前から、ヨーキムとアレキサンドラのなれそめや、結婚式、長男ニコライの洗礼式の模様などを流していた。その合間に、式に招待されたゲスト達が、教会の中に入っていく様子が写されている。沿道では、地元の人々がデンマーク国旗を振りながら、ゲストたちを見送っていた。元ジェームスボンドのRoger Mooreもゲストの一人。

式はユトランド半島の南、ドイツとの国境に程近い町、Mogeltonder(二つのoは、実際は斜線入り)の教会で行われた。ヨーキム、アレキサンドラとニコライは、普段この町にある城に住んでいる。アレキサンドラの両親もここに住んでいるのだそうだ。

最期に、王室の面々が教会に入り、いよいよ式が始まった。

新しい王子の名前は洗礼式の日まで明かされない。だからマスコミは、この日まで、王子の名前の予想で盛り上がっていた。賛美歌、牧師さんの話などがあったあと、牧師さんの質問に答え、いよいよ赤ちゃんの名前がアレキサンドラの口から発表?される。新しい王子の名は、Felix Henrik Valdemar Christian。王室の人には何個も名前があるらしいんだけど、早い話が、この新しい王子の名前は、フィリックスなのだ(普段は最初の名前だけで呼ばれるそうなので)。当の本人フィリックス王子は、聖水を頭にかけられている間もすやすや眠っていた。

Felixの由来はラテン語で、幸せという意味があるのだそう。テレビでは、王子と同じ名前をもつフィリックスさんが取材されていた。まるで愛子ちゃんが命名されたときの日本のようではないか!このFelixという名前は、デンマークでは珍しい名前だそうで、今のところデンマークにはたった422のフィリックスさんがいるだけだそうだ。でもたぶんこれからFelixと名づけられる赤ちゃんが増えるのだろう。ニコライが命名されたときもそうだったらしい。

洗礼式の後、お祝いのパーティーが催され、記念すべき一日は終わった。

さて、女王の長男、時期王のフレデリック王子は最近どうしているかというと、シドニーオリンピックを見に行ったときに知り合ったオーストラリア人の彼女がデンマークに移住してきて、楽しくやっているようだ。でも先日、加熱するマスコミの取材合戦には、不快をあらわしていた。弟の奥さんアレキサンドラは、才女で、デンマーク語もすぐにマスターし、とっても人気者。フレデリックのお嫁さんになる人は大変だろうな。でもやっぱりロイヤルウエディングは早くみてみたいものだなぁ。



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